フレサーモン難民

備忘録など ほぼ自分向けのまとめ

データベースを利用する:JDBC

データベース

リレーショナルデータベース:テーブル(表)の形式でデータを管理しているデータベースの総称

レコード:リレーショナルデータベースにおいて、1件分のデータを表した1行のこと

データベースのデータ管理はDBMS(データベース管理システム)というソフトウェアが行っている。データベースを操作するということは、DBMSに指示を送り操作することである。

DBMSとデータベースはセットで動作するので、両者をあわせて「データベース」と呼ぶことも多い。

データベースを操作する専用言語としてSQL(Structured Query Language)が多く用いられている。SQLでは次の

SELECT文:レコードを検索
INSERT文:レコードを追加
UPDATE文:レコードを変更
DELETE文:レコードを削除

の4つの命令を使ってデータを操作する。

JDBCプログラム

データベースを利用するJavaプログラムのことをJDBCプログラムという。JDBCプログラムには、以下の2つが必要となる。

java.sqlパッケージに含まれるクラスやインタフェース

JDBCドライバというライブラリ

java.sqlパッケージはJava SEの標準APIで提供されているが、JDBCドライバは利用するデータベースの開発元から入手してこないといけない。

java.sqlパッケージ

java.sqlパッケージに含まれるクラスやインタフェースを利用することで、JavaプログラムからデータベースにSQLを送信して、データベースから結果を受け取ることができる。

java.sqlパッケージに含まれる主なクラス・インタフェースには以下のものがある。

DriveManagerDBMSへの接続準備を行う
ConnectionDBMSへの接続や切断を行う
PrepareStatementSQLへの送信を行う
ResultSetDBMSから検索結果を受け取る
SQLException:データベースに関するエラー情報を提供する

JDBCドライバ

JDBCドライバとは、データベースを操作するために必要となるクラスやインタフェース群。JDBCドライバに格納されたクラスやインタフェースは直接使用することはなく、java.sqlパッケージのクラスやインタフェースを介して間接的に使用する。



参照:「スッキリわかるサーブレットJSP入門 第2版」